バイカルの歩み
BAIKALの歩み
1955年~1962年
1950年代、生活様式の変化と共に食の欧風化が進む当時、本物に憧れた創業者は、その本質の習得を目指して単身フランスに渡り修行の末 帰国後、1955年京都・下鴨に「洋菓子店バイカル」を創業しました。「本物の美味しいお菓子を良心的にお届けすること」をモットーに、その頃馴染みのないフレッシュバターやアーモンド、洋酒をふんだんに使ってアップルパイやカステラ、サブレ、クッキーなどの洋菓子を提供し続け、今日も尚人気を頂く洋菓子の専門店としての基礎を作りました。またいち早く冷蔵ショーケースを導入し、その頃としては珍しい生クリームのケーキを製造販売するなど、革新的な商品開発にも取り組んでまいりました。
1963年~1976年
高度経済成長期、飛躍的な需要の増加を得て、京都市内にとどまらず大阪の新興住宅地へも店舗を拡げました。
より本格的な洋菓子を目指して本場フランスのパティシエを招へいし、その習得と商品化を進めました。以降、自社の職人をフランスへ送り創業者の学んだ本物の継承に努めてまいりました。そうした研鑽に広く高い評価を頂き、ひいては皇室のご関係や国賓方々の御用を務めさせて頂きました。1964年昭和天皇皇后両陛下の京都訪問時に、また1975年エリザベス二世女王陛下の御訪日の際には「プチガトー」を献菓する栄誉を賜りました。
1977年~2000年
皆様よりご好評を頂きながら販売域を拡げ、「洋菓子のバイカル」としてご周知頂く様になりました。常に新しい原材料を取り入れ、多種多様な技術の習得に努めながら商品の開発に取り組んでまいりました。1986年世界菓子連盟国際大会「工芸菓子部門」での入賞を期にヨーロッパ諸国との交流を深め、その功績の証として、フランス菓子連合会からは永年の技術交流に対し友好認証状を受けるまでに至りました。
2001年~現在
これまでの本物の欧風文化を取り入れた洋菓子に加えて地元京都の人と文化、産物に根差した商品開発に取り組み、京都の老舗洋菓子店としての歩みを強化しております。京都産の抹茶をはじめ、フルーツやチョコレートなど栽培方法や産地にこだわったお菓子の開発に取り組んでおります。そうした取り組みの結果、2013年に焼菓子「しっとり祇園石畳」が全国菓子博覧会にて橘花榮光章を、2023年には長年頑なに独自の製法を続ける「アップルパイ」が日本ギフト大賞京都賞を受賞致しました。
これからも洋菓子のバイカルは伝統のフランス菓子を基本として、地元京都に根差した新しいお菓子を作ってまいります。