お知らせ
BAIKALについて
1955年創業 世代を超えて愛される存在で あるために
1955年に京都・下鴨の地で誕生した洋菓子のバイカル。
これからも伝統のフランス菓子を基本に、地元京都の文化と素材を活かした新しい趣のお菓子作りに取り組みます。
「京の洋菓子」をテーマに、地域社会のお子様からご年配の方まで世代を超えて愛される洋菓子店を目指して、これからもお客様の大切な瞬間に寄り添い続けてまいります。
下鴨の
ランドマークとして
守り続けてきた
素材と製法のこだわり
特別な瞬間を彩る
上質な贈り物
下鴨本店限定商品
アップルパイ工房
手作りの工房からお届けする アップルパイに込めた想い
店舗に隣接する下鴨工房では「一度食べたら忘れられない」というお声が多いアップルパイを製造しています。お客様のハレの日に寄り添い続け、長い時間をかけて愛されてきたバイカルの逸品です。
安心してお召し上がり頂ける変わらない味を守り続ける為に製法は当時のまま、熟練の職人技と手間暇をかけて一つ一つ心を込めて手作りしています。
洋菓子のバイカル 下鴨本店
- 住 所
- 〒606-0862
京都府京都市左京区下鴨本町4-2 - 電話番号
- 075-781-1891
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 無休
- 駐車場
- あり
- アクセス
-
京都市営地下鉄烏丸線 北山駅、 北大路駅より徒歩14分 バス停 洛北高校前 下車すぐ
BAIKALの歩み
1955年~1962年
1950年代、生活様式の変化と共に食の欧風化が進む当時、本物に憧れた創業者は、その本質の習得を目指して単身フランスに渡り修行の末 帰国後、1955年京都・下鴨に「洋菓子店バイカル」を創業しました。「本物の美味しいお菓子を良心的にお届けすること」をモットーに、その頃馴染みのないフレッシュバターやアーモンド、洋酒をふんだんに使ってアップルパイやカステラ、サブレ、クッキーなどの洋菓子を提供し続け、今日も尚人気を頂く洋菓子の専門店としての基礎を作りました。またいち早く冷蔵ショーケースを導入し、その頃としては珍しい生クリームのケーキを製造販売するなど、革新的な商品開発にも取り組んでまいりました。
1963年~1976年
高度経済成長期、飛躍的な需要の増加を得て、京都市内にとどまらず大阪の新興住宅地へも店舗を拡げました。
より本格的な洋菓子を目指して本場フランスのパティシエを招へいし、その習得と商品化を進めました。以降、自社の職人をフランスへ送り創業者の学んだ本物の継承に努めてまいりました。そうした研鑽に広く高い評価を頂き、ひいては皇室のご関係や国賓方々の御用を務めさせて頂きました。1964年昭和天皇皇后両陛下の京都訪問時に、また1975年エリザベス二世女王陛下の御訪日の際には「プチガトー」を献菓する栄誉を賜りました。
1977年~2000年
皆様よりご好評を頂きながら販売域を拡げ、「洋菓子のバイカル」としてご周知頂く様になりました。常に新しい原材料を取り入れ、多種多様な技術の習得に努めながら商品の開発に取り組んでまいりました。1986年世界菓子連盟国際大会「工芸菓子部門」での入賞を期にヨーロッパ諸国との交流を深め、その功績の証として、フランス菓子連合会からは永年の技術交流に対し友好認証状を受けるまでに至りました。
2001年~現在
これまでの本物の欧風文化を取り入れた洋菓子に加えて地元京都の人と文化、産物に根差した商品開発に取り組み、京都の老舗洋菓子店としての歩みを強化しております。京都産の抹茶をはじめ、フルーツやチョコレートなど栽培方法や産地にこだわったお菓子の開発に取り組んでおります。そうした取り組みの結果、2013年に焼菓子「しっとり祇園石畳」が全国菓子博覧会にて橘花榮光章を、2023年には長年頑なに独自の製法を続ける「アップルパイ」が日本ギフト大賞京都賞を受賞致しました。
これからも洋菓子のバイカルは伝統のフランス菓子を基本として、地元京都に根差した新しいお菓子を作ってまいります。
私が初めてバイカルのアップルパイを味わった時の感動は、今でも忘れられません。フレッシュバターの香りと、ぎっしり詰まった紅玉(りんご)の風味が、まさにアップルパイの概念を一新してくれました。このパイの魅力は、素材へのこだわりと、手間を惜しまない職人の姿勢にあります。職人としての誇りと、関わってくださる全ての方々への感謝が詰まった一品です。変わらない美味しさを提供するために日々努力を重ね、皆様に喜んでいただける瞬間を心待ちにしています。
バイカルのアップルパイの魅力は、手折りのパイ生地と、シナモン、アップルワイン、バターで炊き込んだ紅玉(りんご)の絶妙なバランスにあります。特に、三日間じっくりと時間をかけて作るパイ生地は、サクッとした食感を生み出します。結婚式の引き出物として選ばれることが多く、その特別な瞬間に寄り添えることが何よりの喜びです。今後も、皆様の記憶に残るようなアップルパイをお届けしたいと思っています。